シューフィッティング時の心配り4点
お客様のご健康などにもつながるためとても大切な靴のフィッティング。
詳しいサイズ選びの方法など、
販売員の方は各々勉強されていることと思います。
サイズ選びに加え、よりお客様に快適に正確に靴をお選びいただくための
ちょっとした心配りの方法を4点まとめてみました。
【1】靴を出したら、靴の中の確認
靴を出した後、お客様にお試しいただく前に
さっと靴の中に手を入れて中を確認しましょう。
異物が入っていないかの確認になります。
【2】サイズのことよりも見た目のことをまずお褒めする。
お客様が履かれた後、ついサイズのことを先にお伺いしがちですが、
まずは「形がすっきりして見えますね」
「お色がお似合いですね」など、
見た目の印象をお褒めしましょう。
お客様にとって新しい靴を履かれるのはどきどき
楽しいことであってほしいですね。
【3】しっかり歩いていただく
真剣にサイズの確認をしようとすると
ついその場で足元ばかり拝見してしまいがちですが、
しっかり歩いていただくことが大切です。
実際に歩くときと、その場で足踏みをする時では
足の角度が異なります。
その場で足踏みをした時にかかとが抜けそうでも、
実際に歩いたら問題ない、ということもよくあります。
(2020.10.26 追記)
上記斜体部分について、誤った内容ではないかというご指摘をいただきましたのでこちらにて訂正致します。
足踏みをした時にかかとが抜けそうであれば、正しいサイズとは言えません。
「登り階段で落ちてしまう」とご意見も賜った通り、日常生活の中でも脱げてしまったり、足が前へ前へとつま先側へ押し付けられてしまったりします。
足踏みしても脱げにくいサイズのものを選んでいただければと思います。
また言い訳がましくも本来意図したかった内容を書かせていただくと、『フィッティングの際は普段通りの歩き方でも試していただきたい』ということです。
慎重に選ばれようととてもゆっくり歩かれたり、強くつま先を地面に押し付けるように角度を付けられたりするお客様もいらっしゃいますが、それとは別途に自然にてくてくと歩いていただくことが必要かと思います。
以上でございます。
誤った内容の記載があり大変申し訳ございませんでした。
【4】靴の底面、靴箱は清潔に
店内を歩いてフィッティングしたシューズは、
底面が汚れがちです。
またそのシューズを靴箱に入れてしまうと、
靴箱の中も汚れてしまいます。
店頭だと気にならない程度の汚れ・ゴミも
ご自宅で開けてみるととても気になるものです。
お包みの前に必ず確認し、軽く拭き取るようにしましょう。
以上4点でした。
ぜひシューフィッティング時にご活用ください!